三陸沖釣り師 その2
 
写真は宮古市の釣り船、
ゆたか丸さんに乗ってジギングをした際の写真です。

シーバスをルアーで釣る時などは
ルアーのデザイナーが意図した動きをそのまま再現するように
あまり余計な事をしない方が良く釣れたりしますが、

釣り船でのジギングの場合は
釣り師が積極的にルアーを動かす必要があります。
ジグの動かし方によって釣果が大きく左右します。

同じジグを使っても釣り師によって釣れたり釣れなかったり?

そこがこの釣りの面白さであり楽しさだと私は思います。

まあ、私の場合はルアーの釣りがあまり上手ではないし、
ジギングは始めたばかりの超初心者です。

ですので他の沢山釣れている人の釣り方を観察して真似をしてみたり、
船長さんのアドバイスに耳を傾けたり、

只今研究中という感じですかね?
 
宮古市の釣り船、舟点豪さんでジギング、

ジギングは思った以上に色々な魚が釣れます。
そこがまた楽しい!
 
宮古市の釣り船、平進丸さんでタラジギングをしてきました。

遠くの山には雪が積もっているのが見えます。

私、ついに、腰痛持ちになってしまい、
腰にベルトを巻いての釣りです。
いい加減、年を取ったのですね、
若い時のように無理はききません、
体の具合を見ながらの釣りです。

早春のこの時期は比較的浅い岸の近くで鱈が釣れます。
普段、青物ジギングに使っているタックルをそのまま使えます。

前もって平進丸さんに問い合わせたところ、
道糸はPE2~3号
ジグは200~300グラム
300グラムもあればおまつりが減るので良い、との事でした。

今回私が使ったタックルは、
ロッドはシマノ ゲームタイプスローJ B684
リールはオシアジガー2000NRHG
道糸 PE2.5号を300M
リーダー 50LBを5M
ジグは250~300グラム

今回、メインで狙ったポイントは100M前後の水深でした。

三陸地方ではジグにタコベイトをつけるのが標準ですが、
私はタコベイトは付けないで普通のフックだけにしました。
釣れ具合は???です。
違いが判断つきませんでした。
お好みでどうぞ、って事でしょうか?
タコベイトの効果は、その日のコンディションによるのかもしれません、

鱈ジギング、
やってみての感想は
とにかく数が釣れます。
結構な大きさの魚が沢山釣れる、
大型のクーラーボックスが満タンになります。
(水圧の関係でリリースは難しいかな?)

沢山釣って美味しく食べたい、
そういう釣りをお好みの人にはお勧めです。

今回釣った中で一番に大きかった鱈が
沢山のカニを吐き出しました。

小魚だけでなく海底の甲殻類も食べるのですね!

三陸ではそろそろ鱒ジギングのシーズンが始まります。
春がやって来ますね、

また、一つ年を取ります。

(2020年 早春)
 
鱒ジギング

私は常々、川で釣った鱒はリリースをしましょうと言って来ました。
私の立ち位置は鱒の保護を訴えると言う立ち位置です。

ですので、友達に鱒ジギングに誘われても頑なに断って来ました。

最近は鱒ジギングの人気はとても高く
釣り方も完全に確立された、と言ってよいでしょう、


鱒ジギングについてどうこう言うのは
取り合えず自分でやってみて体験してみてから
それについて判断をしましょう、という結論に達しました。
やった事もないのに、とやかく言う資格はない、って事ですね、

とにかくやってみる、経験してみる、です。

で、宮古市の釣り船、平進丸さんにお世話になって
鱒ジギングに行って来ました。

用意をしたタックルは
竿は、シマノ ゲームタイプLJ B631
シマノ ゲームタイプSlowJ  B681
リールは、シマノ オシアカルカッタ300HG 301HG
糸はPE1号200M
ジグは、100グラム


やってみての感想は、
丁度良い釣れ具合、(釣れなさ具合?)
と言うのが感想です。

川でスペイをやっていると5年間アタリ無し、
なんて人はざらです。
そういう人沢山います。
アタリが一度もないまま諦めてスペイの釣りをやめてしまう、とか?
それに比べると、鱒ジギングはそこそこ釣れます。

それと、最も良い部分に感じたのは
人対人の対人関係の摩擦が殆ど無い
と言うのが良いな、と思いました。

川での桜鱒の釣りは
釣れたルアーやフライを秘密にする
釣れた場所を秘密にする、
釣った時間を秘密にする
なかには釣った事を秘密にする人や
釣りに行っていること自体を秘密にする人も居ます。

(オオムラロッドではすべてフルオープンにしていますけどね、
隠したって意味ないと思っていますから、)

それらの事から川での桜鱒釣りは対人関係の摩擦が生じやすい釣りです。

そして、場所取り合戦、凄まじいです。
昔、秋田県の解禁日にポイントの奪い合いで傷害事件が起きたこともあります。


それに比べると
釣り舟での鱒ジギングは和やかなムードで釣りが出来ます。

船内で誰かがヒットすると
ヒットのあった棚やルアーの色などの情報をオープンにし
船内で皆が釣れるように協力し合います。
和やかなムードで釣りが出来ます。

そう言う意味で言うと、
私の性格的には鱒ジギングの方が好みかも知れません、

(2020年 春)
 
鱒ジギング

命の重さと言うのを考えて釣りをしましょう、

厳しい自然の中を生き抜いてきた鱒への敬意
相手の生き物としての尊厳

相手の命を奪って食すと言う事、

感謝の気持ちを忘れずに!

鮭鱒の魅力
それは儚さです。
危うい儚さ、

(2020年 春)


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